データを売上に変える!!

●データ活用による売上向上効果は、何と60.9兆円。

総務省からこの7月「平成26年版 情報通信白書」が発表されました。それによるとビッグデータの活用で、2012年全産業合計で60.9兆円の売上効果があったと推計されています。中でも流通業は28.1兆円の効果だそうです。

当社は、小売業を始め様々なデータを活用して出店売上予測をする事を主業務のひとつとしています。このデータ利用による売上向上効果は実感として良く分かります。

●データマイニングの効用

「こんな変数考えてもみなかった。新しい発見が多いです。」

これは、ある専門店チェーンの出店戦略づくりをお手伝いした、クライアントからいただいた感想です。この会社では、今まで人口、商業規模、同業種競合店など、一般的な変数であるエリア指標の大小から出店を決められていたそうです。

当社では、こういった基礎的な指標は前提とするものの、

「ゼロベースで、このブランドならではの出店成功要因を考えてみましょう。」

という提案をしました。

●仮説の検証から、大ぐくりの考えでとりあえずやってみる

使う変数が定型的なものだったら、そのブランド独自の成功要因を発見することは難しくなります。この企業も、なかなか予測通りの結果が出せないという問題があったようです。

このような場合は、とりあえずラフに数多くの変数をピックアップして、試してみることが成果を生みます。

「えっ、こんなの関係あるの。」

みたいな変数も、少し頭を柔らかくして、どんどん出していきます。

従来の発想ですと、アンケートやデータなど情報収集にコストがかかり、絞り込んだ仮説で検証しないと分析そのもののコスト効率が悪いというネックがありました。

Web調査、GIS(地図情報システム)などで、膨大なデータが比較的簡単に入手することが出来るようになりました。そこで、大ぐくりの目的だけを決めて、とりあえずやってみることが、新しい発見を生むようになってきた訳です。

●結果として、店舗投資効率アップに。

このように独自指標を発見し、そのブランドならではの精度の高い出店売上予測が出来れば、まさに「データを売上に変える」ことになります。

例えば、今後3年間で50店舗の新規出店を計画した場合を考えてみます。仮に1店舗あたりの平均年間売上を1億円とすると、50店舗の出店で50億円の売上規模拡大となるはずです。ただ、出店商圏立地の優劣を原因として店舗間売上のバラツキが多くなります。

仮に1店舗上下に1,000万円程度のバラツキがあったとします。精度の高い予測で、平均より1,000万円の売上が上がる優良商圏立地に出店し続けることが出来れば、全店売上55億円となります。

つまり、商圏立地の選択次第で5億円の売上差、店舗にして5店舗分の違いが出ることです。これが、データ活用による売上向上効果といえます。

●数多くのデータから、新しい価値を発見する。

膨大なデータも、そこから事業展開に活かせる法則性など価値を生む解析をしないと単なるゴミの山です。

データマイニングとは、多くのデータからマイニング(採鉱)することで、新しい知見を得て売上向上につなげることです。まさにデータの山から金鉱を採掘するということです。最近のビッグデータが注目されている要因でもあります。

同業種であれば、早く着手した企業が優位に立ちます。まさに、データマイニング・リテラシーの勝負という訳です。

出店戦略など、多様なデータ活用で売上効果の可能性にトライしみてはいかがでしょうか。

 

(2014年/ameblo)

 

Follow me!

お問い合わせ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です